師走といえば、第九ですね。
僕の母親がここ数十年毎年続けている活動で
第九を歌い続けています。
僕は母親のおかげで毎年この季節になると
第九を聞く機会に触れることができます。
第九はすばらしい曲です。僕はそう思います。
ベートーベンは天才を超えています。僕はそう思います。
不安定な旋律のあとに、急に明るくなったり、速くなったり、遅くなったり、
曲が生きていると思います。
苦しいときも、喜ばしいときも、振り返れば第九を師走に聞いてきたなと、と思います。
その都度、母親が一生懸命歌う姿を見て、
いつまでも元気でいてね。と心の中でつぶやいています。
ここで、少し僕の母親について、
僕の母親はものすごいパワフルな女性で、弱音を吐くということがほとんどないです。
父親が他界した年だけは第九に参加できなかったですが
ずっと歌い続けている母親をリスペクトしてます。
そして来年の師走も母親が歌う第九を聞きに行きたいと思います。