導入部分から展示エリアの雰囲気。

金曜日, 11月 7, 2008 23:03

どんな時もお客様が過ごしやすいショールームを念頭におきながら、

インテリアのプランは練ります。

今回は、まず入ったらすぐにNOyesギャラリーがあり、

その次から展示スペースへと移動していきます。

その展示スペースも最初は細長く、優しく差し込む光が心地良い中庭を右手に見ながら、いよいよ本番の

展示スペースへと移動していきます。

まずは、ここの細長い所から本展示エリアまでの雰囲気をどうするかということに苦慮しました。

NOyesギャラリーの照明は薄暗く、美術館のような空間という風にコンセプトも

決まっていたのですが、細長いところから本展示エリアの導入に関しては

まったくのノープランだったので、どうすればお客様がワクワクしていただけるのか、

また、落ち着いてソファに座っていただくことができるのか、をとても考えまして、

出てきた答えが、『ホテルのロビー、ラウンジ』の様な雰囲気でした。

ホテルのロビーに漂う心地良い緊張感と、和むリラックス感。

その二つを再現するような雰囲気がここの部分で出せたらいいなということで、

天井をつけることにしました。その天井にはダウンライトを配して、

やさしい明かりだまりを作りながら、その光が本展示へとさりげなく誘導するような

そんな雰囲気です。右手には先ほどお伝えしたように中庭があり、

その中庭は四方をガラスで囲うことにしたので、

ちょっと薄暗い大人っぽいNOyesギャラリーを通り抜けると

一気に世界観が変わるという仕掛けです。

その細長いエリアをホテルのロビーのようにしたら、

お客様もきっとリラックスしていただけ、

自然にソファに座りたくなるのでは?と考え、

このアイデアは見事一発採用となりました。

そうしたら、次は約80坪の本展示エリアの内装です。

続く。

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